よくあるご質問とその回答(FAQ)
当社に寄せられるよくあるご質問とその回答です。
”ガンマ線”と”X線”を利用した、密度計、厚さ計、レベル計などを製造販売しています。
微弱な線源を使い、届出不要で安全に使用できる計測機が主力商品です。
超高精度タイプのガンマ線密度計を表示付設計認証機器として開発中です。
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大きく3種類に分類されます
1.使用許可届が必要な機器
2.表示付認証機器で使用開始届が必要な機器
3.届出が一切不要な下限数量以下(免除値以下)の機器
アースニクスは(2)の表示付認証機器と(3)の届出不要な機器を製造販売しております。
最大の長所は完全に非接触であるということです。
透過型・反射型ともに配管やホッパー、タンクの内部にある測定対象物に対して非接触で測定出来ます。
強酸・強アルカリ等で、特殊な保護管を使っていてもその上から加工せずに取り付けて測ることが出来ます。
いわゆるプローブの類を内面に取り付ける必要がないため、完全な非接触を実現できます。
取り付け取り外しが容易なためメンテナンス作業が簡単です。
微弱なガンマ線を使用した場合は応答速度が接触式に比較して遅くなります。
完全に非接触で、ガンマ線の早さもほぼ光の速度のため、圧力や流速とは原理的に無関係です。
内部圧力の限界値はお客様が使用する配管の耐圧によってのみ決まります。
強酸・強アルカリに対してもお客様の使用する配管の耐性のみで決まります。
お客様の都合で、縦に取り付けても、横に取り付けても測定できます。
完全に非接触で可動部分もないために取り付け方向の制約は無く、
測定対象の流れ方向にも制約はありません。
ただし、配管密度計の場合は、配管内が完全に充満状態にあることが必要です。
これは透過型で、かさ密度を測定しているためです。
配管密度計では縦配管の上昇流が流れる場所での測定をお勧めしています。
当社の製品はすべてオープンプライスとなっております。
価格はお手数ですが、営業までお問い合わせ下さい。
ホームページからお問い合わせを頂く場合は下記をご利用ください。
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放射線を照射すると放射能を生成する(放射化する)には強いエネルギーが必要です。
弊社の製品に使用されるガンマ線やX線のエネルギーでは食品に限らず測定対象が放射能をもつということは全くありません。
アースニクスの計測機には測定対象に応じて最適な線源を採用しています。
一番寿命の短いものはナトリウム線源で、約3年で半減します(主に250A以上の配管用)
しかし半減期を迎えるともう寿命ということはなく積算時間を長く設定すれば更に使用できます。
(積算時間を長くすると応答速度が低下します)
200A以下の配管はバリウム線源を使用します。これは半減期が10年です。
線源容器の信頼性や性能を維持するために10年程度で更新することを推奨しています。
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2005年6月より以前の免除値以下線源(旧法線源)は勝手に処分してはいけないことになりました。
必ず製造メーカー等に引き渡して処分してください。使用し続けることには何ら制約はありません。
新法の免除値以下線源については法的な規制はありませんが、たとえ微弱でもアイソトープを一般ゴミとゴミと一緒に廃棄してしまうことは
モラルの問題があります。また、廃棄の課程でアイソトープの入った容器の密封性が損なわれれば規制対象となり法的な責任を問われます。
廃棄については当社にご相談ください。当社が販売した計測機に装備されているアイソトープにつては責任を持って引き取ります。
かさ密度を測定しているために、エアが混入していればその分だけ数字が低くなります。密度が低く表示されるということです。
これは泡の分だけ測定対象のカサが少ないためです。
ただし、エアの混入に過敏に反応するという事はありません。エアの混入量に比例した数値が表示されます。
対策としては「加圧してエアを潰す」「測定している場所を変える」などがあります。
エアの混入量に対して正確に比例した測定ができるため、「エアメーター(泡率計)」として利用されている例もあります。
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ガンマ線密度計は測定対象物が変わっても再較正したり、較正曲線(検量線)を切り替えたりする必要はありません。
これは原子の重さと粒子のようなガンマ線との散乱の確率は比例するためです。
原子との相互作用で測定する原理のため、原子の集合体である「物質」がどのような化学結合をしていようが影響を受けません。
測定対象を構成する元素番号が2(He)から50(Sn)ぐらいまでは、較正曲線を切り替えずに測定できます。
51(Sb)以上の元素が入っている場合でも混入量が少なければ特に意識する必要はありませんが、
大量に含まれる場合は較正曲線を測定対象物で再較正する必要があります。
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弊社の製品は大半が防塵・防水構造となっております。保護等級はIP54準拠です。
IP54 は、「粉じんが内部に侵入することを防止し、いかなる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を受けない」 という規格です。
しかし、長期間にわたって使用されることやメンテナンス性を考えると屋外でご使用の場合は雨を避けるための屋根掛け等をお薦めします。
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配管密度計に使用している線源は主に届け出許可のいらない微弱なものを使用しており最大サイズに制約があります。
弊社の配管密度計は配管に無加工の場合400Aが最大サイズとなります。
4500A以上の配管の場合は配管に加工が必要となります。
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弊社の製品は、放射線やX線を利用して対象物を測る計測機を作っています。
残念ながら放射線やX線そのものを測るものは作っておりません。理化学機器メーカー等にご相談下さい。
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弊社は創業より、直販で製品をお届け致しております。
また、開発から製造・販売・メンテナンスまで一貫したサービスを自社で提供しております。
見積のご用命やご購入は弊社の営業部までお問い合わせ下さい。
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最終更新日:2021年10月29日